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環境開発サミットに参加
南アフリカ・ヨハネスブルグで8月26日から開かれた環境開発サミットに政府顧問の国会議員団の団長代理として参加、その帰途には私が友好議員連盟の会長を務めるエチオピアを訪問、日・エ友好の絆を強めました。
「環境開発サミット」には世界の190の国・地域から約6万人の政府、NGOの代表が集まり「持続可能な開発」をテーマに、21世紀の地球の環境と開発の接点を探りました。
各国首脳による「政治宣言」、行動計画の実現を促す「実施計画」、各国政府・NGO、企業が連帯して行う「約束文書」が発表され、今後世界が進むべき方向が打ち出されました。
日本デーのシンポで提言
私はこのサミットに政府顧問の超党派の国会議員団(海部俊樹団長、16人)の団長代理として参加しました。この議員団は国連公認のNGOである地球環境会議(GEA)が派遣しました。いずれも「環境政策」に詳しい専門家ぞろい、私は医師出身でもあり、自民党環境基本問題調査会会長も勤め、環境政策は私の最も重要な政策のひとつです。
サミットでは、2日間にわたって開いた「ジャパンデー」の「日本の公害経験と克服への道」と題したフォーラムでパネリストとして提言しました。
私は「環境によい技術や商品がビジネスとして成功するメカニズム、仕組みを導入することが必要だ。例えば税制の活用や、エコラベリング制度の普及、新製品の公共セクターによる率先導入などが有効だ」と発言、エコビジネスの振興への政治の役割の重要さを強調しました。
さらに2日目の「科学技術の貢献」では「環境問題の解決にはそのメカニズムを解明、評価し、環境変動を予測する科学技術の推進と、世界規模での連携・協力体制の構築が必要」と訴えました。
末吉北九州市長が受賞
フォーラムには末吉興一北九州市長もパネリストとして出席。同市の公害克服モデル「北九州イニシアティブ」は地方自治体の環境保全対策の世界的モデルとして「実施計画」に採択され、同市長は「持続可能な開発表彰」を受けました。エコタウン作りをお手伝いしてきた私として、本当に嬉しいことでした。
京都議定書発効が確実に
今回の環境開発サミットの大きな成果は、地球温暖化防止条約の京都議定書の発効が確実になったことと、批准を拒否している米国に強く参加を促したことです。対立する米国とEUの間で日本が両者の橋渡しをし、私も一役買いました。
貧富の差、どう解消
リオ・サミット以来の10年で、世界経済がグローバル化し、富める国と貧しい国の格差がいっそう広がり、貧困が進んでいる印象を強く受けました。貧富の格差の是正、援助をどう進めるか、今後世界の環境政策の大きな課題となるでしょう。
さらに今後、NGOの果たす役割はいっそう大きくなるでしょう。大河のような歴史の流れを実感したサミットでした。
(写真は環境開発サミットのフォーラムで発言する自見庄三郎代議士、右は末吉興一北九州市長)
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