No.154  精神障害者に理解を

 精神障害者による重大事件が続き、その社会的な処遇が急務となっています。このほど与党3党で「処遇に関する新法案」をまとめました。私も医師出身の国会議員として意見を述べました。精神障害者の法的処置について、これまで司法と医療のはざまで放置されてきたこの問題を解決しなければなりません。
 

全国大会での体験談に感銘
 精神障害者の社会復帰、自立には大変な努力と支援が必要です。先ほど、北九州市で「全国精神障害者家族大会」が開かれ、私は自民党を代表して出席、あいさつしました。
 大会で精神障害をもつ方々やその家族の社会参加、経済的自立を目指す体験談を直接お聞きし、大きな感銘を受けました。
 「就労支援」「生活支援」「住みよい街づくり」などのテーマで当事者たちのナマの声を聞きました。シンポジウムでは、知的、身体、精神に障害を持つ方々の発言を聞き、障害者の皆さんが意見を集約するネットワークを作る必要を感じました。

※写真上は、全国精神障害者家族大会であいさつする自見庄三郎代議士
※写真下は、同大会の分科会での熱心な討議
居宅生活支援を充実
 障害者施策を進めるために平成8年からの「障害者プラン」による施設整備計画を着実に進めますが、来年度予算には従来からの「グループホーム(生活支援センター)」に加えて「ホームヘルプ」や「ショートスティ」などの居宅生活支援事業の充実を追加要求しています。
 
世界精神医学大会を支援
 来年8月に横浜市で第18回世界精神医学大会が開かれます。数年ごとに開かれる世界最高レベルの精神医学会で、アジア初の開催です。
 大会を支援するため、中山太郎・元外相と私が発起人となって自民党衆参両院議員18人で「横浜大会を支援する議員の会」を発足させ、物心両面で準備をバックアップしています。
 この大会の開催で、わが国の精神医療、精神障害に対する治療と社会の理解はさらに進むことでしょう。
 
  個人の尊厳を持って、その人らしい自立した生活が送れるように支える、という社会福祉の基本的理念に基づき、私は医師として、また政治家として、精神障害者の方々とその家族が安心して生活が送れる、差別と偏見のない社会の実現に努力します。皆様からもご理解とご協力をいただきたいと願っています。
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