No,149  おめでとう高度情報通信都市

              平成13年6月

 「電波の日」の6月1日、情報通信の発展に貢献した功績で北九州市が総務大臣表彰を受けました。「情報通信シティー日本一」を目指す市の努力が認められました。地方自治体が大臣表彰を受けるのは非常に稀なことです。

  私も衆院の逓信委員長、郵政大臣と情報通信の近代化に携わって、これまで北九州市の高度情報都市化を支援してきたこともあり、本当に喜んでいます。

 情報通 信シティーの中核になるのはJR小倉駅北側のアジア太平洋インポートマート(AIM)にある「北九州情報通 信研究開発支援センター」と「北九州テレワークセンター」です。  「支援センター」は私が郵政大臣だった平成9年に、郵政省の外郭団体の通 信・放送機構(TAO)が設置したもので、通称「ギガビット・ラボ」と呼ばれています。新聞1年分の情報をわずか3秒で送れる1ギガビットという大容量 の光ケーブルを備えています。このケーブルはだれでも無料で利用でき、北九州市と「つくば」「けいはんな」の両学園都市、京都、岡山の5ヵ所を含めた全国49ヵ所のアクセスポイントを結ぶ、750億円の巨費をかけて構築した列島縦断の超高速通 信ネットワークです。九州工大はじめ市内のいくつかの企業が、最新通信技術とくに映像配信関連の研究開発を続けています。

 「テレワークセンター」は情報通 信ビジネスを支援する施設です。24億円の費用(郵政省が3分の1を補助)平成12年に開設した共同利用オフィスで、インターネットなどの通 信基盤を無料で活用でき、新しい企業の立ち上げ、展開の場を提供します。すでに36のITベンチャー企業、団体、大学が利用しており、満杯の盛況です。

  北九州市はこの両施設を柱に、地上波デジタル放送伝送実験、北九州学術研究都市・東田メディアパーク・アジア太平洋インポートマートを結ぶ地域情報ネットワークなど、国内で最も進んだ情報通 信のセンターとしての地域おこしに成功しました。

 これらは私が郵政大臣を務めている時期に設置、いわば「手塩にかけた」施設で、受賞の感慨もひとしおです。

  情報通信施設と高速通信網はIT時代をになう重要なハード施設です。北九州市が今後も西日本の高速通 信網の中核としての地位をますます強めるよう、末吉興一北九州市長はじめ九州工大、九州大など学術研究機関、また地元企業など産・官・学一体のスクラムを組んで進みます。

(写真は(左下)平成11年4月26日、「支援センター」開所式典で祝辞を述べる自見庄三郎代議士、(右上)センターの花形研究施設のデジタル映像編集装置)

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