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平成11年06月
125.特派大使として
わが国を代表する特派大使として、六月一日に行われた中米エル・サルヴァドルの大統領就任
式に出席、重大な使命を果たしてきました。これもみなさんのお陰と感謝しています。
この特派大使は、わが国の憲法に基づいて認証され、天皇陛下のご署名と印璽(いんじ)小
渕恵三総理大臣、高村正彦外務大臣の自筆のサインと公印のある認証状が交付される、大変名誉
で重要な役目です。この認証状は五月三十一日、まだ大統領職にあるカルデロン大統領に手渡し
ました。
私がカルデロン大統領の労をねぎらうと、大統領は感無量
で涙ぐみ、日本の経済協力がなけれ ばエル・サルヴァドルの今日はないと非常に感謝されました。
新大統領に就任したフローレス大統領とも会見。私と同じように米国・ハーバード大に留学し
た経験があり、新婚旅行に京都に立ち寄り、東洋哲学や宗教に造指が深いことから初対面
とは思 えない親密なひとときとなり、一層緊密な経済関係を続けることを約束しました。
わが国がアメリカにつぐ経済援助をしている関係で大統領との会見場や空港の送迎に外務大臣
が姿をみせるなど手厚い接遇でした。
こんどの訪問でODA(政府開発援助)が開発途上国の生活向上と安定に役立ち、国際社会の
平和に貢献していることを身をもって再認識しました。 |