平成11年01月

120.朱鎔基首相と会談

近未来研究会の山崎拓会長を団長とする国会議員十一人は一月六日から九日まで中国を訪問 朱鎔基首相、遅浩田国防部長ら政府要人と会談しました。  私は大臣経験者ということで秘書長として参加しました。  朱首相とは七日、約一時間会談。外国の要人とはなかなか会わないという評判で、会談でき るかどうか、秘書長の私は非常に心配していました。しかし、山崎団長は、朱首相が上海市長 時代からの古い友人であることから会談が実現しました。  朱首相は、ご本人も大好きな京劇に出てくる英雄のような風格があり、物静かですが、革命 開放のエースで、こと経済については理論的に他の追随を許されず、計画力、実行力も抜群、 その自信が言動のはしばしにあふれ、威圧感がありました。  会談では経済問題が中心で、中国のことしの経済成長率は七%に設定していること、北京― 上海間の新幹線計画は日本を重要なパートナーとして考慮することなどを明らかにし、わが国 経済の回復に大きな期待をかけているとのことでした。 遅国防部長とは、新しい日米防衛協力のための指針(ガイドライン)について意見を交換しま した。  報道関係者の話では、朱首相に会えただけでもこんどの訪中は大成功ということで、秘書長 としてあれこれ下準備したかいがありました。

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