平成9年10月

105.大臣一ヶ月

郵政大臣に就任して一ヶ月が過ぎました。この間てんてこ舞いの忙しさで、あっという 間でした。  初体験はなんといっても閣議です。毎週火曜、金曜日の2回首相官邸で開かれます。 閣僚が顔をそろえたところがよくテレビに登場しますが、あそこは閣僚懇談室で、その向 かって左側の部屋が閣議室、右側が首相執務室です。閣議は午前9時からで、主な仕事は 決裁。ここでは国務大臣として法律案や来日する外国要人の接遇、大使の任命などにサイ ンします。サインといっても花押(かおう)と呼ばれる自署を草書体で図案化したもので す。  政策で大きなものは、電話料金を来夏にも原則として自由化する方針を決定、発表しま した。これは規制緩和の一環で低迷する景気のてこ入れにもなり、近く法律案を国会に提 出する予定です。自由化で電話料金の値下げも期待できます。  郵政省は放送分野も持っているので10月23日福岡市で開かれた日本民間放送連盟の 全国大会に出席しました。放送界は変革の時を迎えていますが、特に衛星放送はデジタル 化されて多チャンネル化も可能となり、来春には三百チャンネルの放送サービスが実現し ます。  郵政行政は郵便、同貯金、簡易保険の郵政三事業から電気通 信、放送まで国民生活と密 着、それだけにやりがいがあります。

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