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平成9年06月
101.大蔵権限の分割
通常国会が6月18日に終わり、政府提出法案92件のうち駐留軍用地特別
措置法改正、 健康保険法改正など90件が成立。私も提案者のひとりである議員立法の臓器移植法も
修正のうえ可決されました。
政府提出法案の中で、”橋本行革内閣”として大きな目玉
でした金融監督庁設置法・ 同関係整備法が成立したことは、橋本内閣が行政改革に強い態度で取り組んでいること
をより鮮明にできたと思っています。
私は衆議院行政改革特別委員会の理事の立場で、この法案の成立にびっしょり汗を流
しました。社民、さきがけの、ほかの与党対策はもちろん、大蔵省のサボタージュにも
対応が大変でした。この法律は大蔵省から検査・監督部門を分離、総理府に金融監督庁
を新設するものです。中央官庁の中で最大の権限を持つ大蔵省の権限を分割するわけで
すから、大蔵官僚の抵抗ぶりは想像していただけると思います。
第一勧銀、野村証券の不正な融資と利益供与、日産生命の経営破綻、住宅金融専門会
社問題という一連の金融事件は、大蔵省の身内意識による甘い検査・監督がもたらした
結果です。
このもたれ合いの金融システムにメスを入れることができたのは政治の力であり、そ
の力の一端を担って懸命に働き、国民に開かれた金融システムを作り出せたことに、私
は働きがいを感じています。 |