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平成8年5月
88.薬事行政見直し
薬害エイズ問題をきっかけに自民党医療基本問題調査会の中に「薬事行政のあり方検討小委員会」ができ、五月十六日に初会合を開きました。
私は同調査会の会長代理で、数少ない医者出身の国会議員ですから小委員会の委員長をおおせつかりました。
メンバーは私と同じ医者出身の中山太郎元外相、歯科医師会推薦の大島慶久、薬剤師会推薦の石井道子両議員や厚生大臣経験者など医療行政にくわしい国会議員ばかりです。
薬害エイズは真相を徹底的に究明しなければなりません。この事件を厳粛に反省し、薬事行政とその組織のあり方を見直し、対策を打ち出そうというのが小委員会のねらいです。
医薬品は有効で安全でなければなりません。そのために治験の質の向上、新しい医薬品の承認審査体制の強化と審査過程の公開、緊急時に国内治験なしで医薬品の輸入などが主な検討課題になるでしょう。
一方、わが国の医薬品メーカーは欧米に比べて体力が弱い。体力をつけさせ、研究開発をしてもらわねばなりません。そうしないと、要望の強いガン、エイズの特効薬、痴ほう性老人に対する治療薬など世界で通用する医薬品をつくることはできません。
医療の現状、薬事行政をよく知るメンバーなので小委員会に期待しています。
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