平成7年11月
82.新進党=学会に圧勝
参議院佐賀補欠選挙は十九日の開票で自民党の候補が新進党の候補に圧勝しました。
私は「九州国会議員の会」事務局長として九州選出の衆議院議員三十人、参議院議員十人計四十人とその秘書のみなさんに佐賀に張りついて選挙運動をしてもらうよう要請、それに十分応える動きをしていただきました。私もしばしば現地に乗り込み、キメ細かい得票活動に全力をつくしました。
私が現地で見聞したのは創価学会のすさまじい選挙運動でした。県外から数万人の学会員が投入され、新進党侯補についてしつような家庭訪問や電話による投票依頼が行われました。そのしつようさは不気味で恐怖さえ感じたといいます。
政党政治は政党が政策を争うものであり、選挙も政党が中心になって運動を進めるべきでしょう。ところが、佐賀のこんどの選挙のように宗教団体の創価学会が主力部隊になって選挙を動かし、その力で新進党を牛耳り政治の中枢まで握ろうとする動きは、政党政治を否定し、民主主義さえも危うくすることになりかねません。
憲法で保障されている信教の自由は絶対に守らなければなりません。しかし、創価学会が政党をつくり、しかも合体した第二党の新進党で実質的な支配権力を持つことは、憲法二○条の政教分離の精神に反し、ゆゆしいことだと思っています。 |