平成4年7月
46.渡辺副総理退院へ
「胆のう・胆管結石と胆道感染症」で東京女子医大病院に入院中の渡辺美智雄副総理・外務大臣は順調に回復、七月中句には退院の予定です。入院に際しては多くの方々からお見舞いの手紙や電話をいただき、心からお礼を申し上げます。 五月三十一日の入院は突然のことで、私もてんてこ舞いでした。その時の様子は「週刊文春」にくわしく報じられました。いきさつは、こうです。 その日は日曜日で、渡辺副総理はテレビの生番組に出演したあとゴルフ。その途中で腹の調子がおかしくなり、東京・九段の議員宿舎に戻ると、秘書に「自見君を呼んでくれ」。同じ議員宿舎に住む私がかけつけると「腹が痛くてムカムカする」と苦しそうでした。少し熱もありました。 私は九大医学部を卒業後、九大病院の内科の外来医長など臨床の経験もあり、症状から胆石か急性膵炎と判断しました。急性膵炎なら一刻を争うため九大医学部の先輩が主要ポストにいた東京女子医大病院に緊急連絡、激痛が走る渡辺副総理を励まし抱きかかえるようにして入院させました。 六月末に病室で会いましたが顔色もよく、いつものやる気満々の表情が戻っていました。 いわれているようなガンの心配はありません。十分養生して復帰、期待に応える仕事ぶりをまたみせてくれるでしょう。 |