平成3年9月

37.訪問看護実現

高齢者の在宅福祉対策の一つとして北九州市が新しく始める訪問看護モデル事業に国の補助金千六百万円弱をつけることができました。
 この事業は、寝た切りの老人を中心とした高齢者を看護婦さんが訪問して医療サービスをするものです。
 北九州市の計画では、十月から小倉北区の中島地区をモデル地域に指定して実施。対象者は三十人、事業は市医師会に委託、看護婦さんが月八回を限度に訪問することになっています。
 この事業については小倉医師会が非常に積極的で、市に働きかけるとともに私にも協力要請がありました。
 私はもともと医師で、通産省の政務次官になる前は衆議院社会労働委員会の理事、しかも自民党の衆議院議員で二人しかいない医師出身の議員の一人。それだけに社会福祉全般に人一倍関心を持ち、老人福祉にも精力的に取り組んで来ました。
 話を厚生省に持っていくと、いままでの私と厚生省とのつながりや地元の熱意で、政令都市としては全国で一力所、北九州市に事業決定されました。  訪問看護は九月二十七日国会で可決された老人保健法改正案で制度化され、来年度から全国で実施予定で、北九州市はその先駆けになります。
 専門分野で地元に貢献できたことは、なににもまして満足しています。


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