平成2年7月

23.楽しみなフジモリ大統領との再会

時の人、ぺルーの次期大統領アルベルト・フジモリさんと会うことができました。この初の日系人大統領は七月一日日本を訪れましたが、日本ペルー友好議員連盟(会長・海部俊樹首相)が三日東京・憲政記念館で歓迎の宴を開き、その席上、歓談のひとときを得たのです。
 フジモリさんの人間的な魅力に強くひかれました。胸のうちに強い意志を秘めながら非常に謙虚でもの静か。礼儀正しく、実直そう。ベルー国立農科大学長の経歴がそのまま物腰に出ていました。
 大統領選挙で勤勉、正直を強調しておられた通り、少なくなった土光敏夫元東芝会長タイプの日本人をみた思いでした。
 歓迎の宴で奥さんのことをたずねますと、樋口スサナさんといわれ、福岡県出身なのには驚きました。
 外務省に聞きますと、スサナさんの父親、幸四郎さんは八女郡上陽町出身、母親、セキさんは同郡黒木町出身で、お二人ともご健在とのことです。
 私は衆議院法務委員会の理事もしていますが、同委員会は七月二十三日から中南米視察に出掛けます。ペルーも訪問国の一つになっており、フジモリさんと再会できるのを楽しみにしています。
 その際、スサナさんに故郷をしのばせるお土産を持参し、フジモリさんをびっくりさせてやろう、とひそかに思っています。


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